AI秘書になる歴史

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営業日報がSFAになり、AI秘書になる歴史

1991年

私共NIコンサルティングが設立された1991年当時、パソコンはありましたが、インターネットはなく、どこの企業も紙の日報や週報を書いていました。私共は、この毎日部下と上司とでやり取りされる日報を使って、上司が部下を指導育成しているという点に着目し、日報を活用したコンサルティングを始めました。 その内容は、1995年に「日報で人材を育てる68のヒント」、1996年に「営業日報を活性化せよ」という書籍にもなっております。

そうこうしている内に、米国で、恐らく1993年頃だと思われますが、SFA(Sales Force Automation)というITコンセプトが登場しました。そして1995年くらいにはこのSFAというキーワードが日本にも紹介され、96年に出した「営業日報を活性化せよ」の中では、SFAについても言及し、紙の日報を活用した営業マネジメントからIT活用へのシフトを示唆しています。

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1996年

1996年、97年と、米国から輸入されたSFAコンセプトを真似た和製SFAが雨後の竹の子のように誕生しました。営業スタイルも、雇用慣行も違う米国のものをそのまま日本に移植したのではうまく行くはずがないのです。その当時の和製SFAはすでにこの世から姿を消しています。

そうした状況の中で、94年からインターネットが登場し、95年にはWindows95が発売され、IT化は急速に広まろうとしていました。

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1998年

そこで1998年に登場したのが、NIコンサルティングの日報型SFA「顧客創造日報 Ver1.0」です。
紙の日報での指導実績、指導ノウハウを元に、米国のSFAコンセプトも吸収し、IT化の波を取り入れて開発されたものです。

その後、順調に導入社数を増やし、その実績や顧客の声を元にバージョンアップを積み重ねて来たのですが、どうしても違和感があったのが、Sales Force AutomationのAutomationです。日本語訳としては「営業支援システム」と訳されていたものの、そこにはどうしても、受注見込や商談の進捗状況を取りまとめ、レポーティングする営業マネージャーの業務をAutomation化して効率良くするという発想があることで、実際の、現場で戦う営業担当者への支援が後回しになるという問題があったのです。
かえって現場の営業担当者の負荷になり、本来の営業活動の妨げとなるようなケースすらありました。

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2012年

そうして、米国発のITコンセプトではなく、NIコンサルティングの独自コンセプトとして、2012年に産まれたのが、Sales Force Assistantです。略すと同じSFAですが、まさに営業担当者を支援し、アシストする、まるで秘書のような存在。それがSales Force Assistantです。

営業担当者を管理したり監視するのではなく、その担当者のスケジュールを把握し、担当顧客を頭に入れ、過去の商談履歴も記録に残しているからこそ出来るサポートや、ヌケモレの防止、先回りする準備が可能になったのです。
旧SFA(Sales Force Automation)を使って、営業担当者が上司にその日の報告を上げていたのとは、雲泥の差です。新(真)SFA(Sales Force Assistant)は、営業担当者が自分の専属秘書にその日の商談内容を伝えておくと、勝手に上司にも報告しておいてくれ、その情報を元に次のアクションの準備もしてくれる、真の営業支援システムです。

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2016年

さらに、囲碁の世界チャンピオンにAI(人工知能)が勝利したと話題になった2016年には、このSales Force Assistantに、AI機能を搭載。ついにSales Force Assistantは、AI秘書となったのです。

予め設定したり、呼び出したりするのではなく、NIコンサルティングが長年培ってきた営業に関する知見と、蓄積されている情報を読み込んだ内容を元にして、AIが自動的に判断し、営業担当者やその上司に気付きを与えることが出来るのです。
 その情報に対して、利用しているユーザーがフィードバックを与えることで、このAI秘書はさらに学習して賢くなります。

紙の時代から、ITの旧SFA(Sales Force Automation)を経て、数多くの導入実績、指導実績を積み重ねて来たNIコンサルティングだからこそ、新(真)SFA(Sales Force Assistant)を生み出すことが出来たのだと自負しております。そこにAIのみならず、更なる機能強化を施し、より多くの営業担当者の生産性を高め、企業経営の効率と付加価値を高めて参ります。
それが、理論理屈をこね、偉そうにあるべき姿を説いて終わりの古いコンサルティングではなく、理論と実績に裏打ちされた仕組みと仕掛けをご用意して企業体質を変えて行く“コンサルティングの新しいカタチ”であると、私共NIコンサルティングは考えております。

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NIコンサルティングでは、経営コンサルティングノウハウを凝縮した可視化経営システム(SFA,CRM,BI,GW)を活用し、経営の見える化、経営体質強化、営業力強化を支援しています。生身の経営コンサルタントとITを融合させた、コンサルティングの新しいカタチで経営革新を実現します。 まずはお気軽にご相談ください。

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